観る将ライフ
5年分の対局データを使って手元でレーティングを作る 前回のモデル開発記事で、1年分のデータだけでレーティングを作るのは困難というような話をしました。 sdentyu.hatenablog.com ただ、いちいち他サイトに行ってレーティングデータを引っ張ってくるのも面…
名人戦 去年の名人戦と今年の名人戦、渡辺名人が齋藤八段を挑戦者に迎える構図は同じなのに、なんか雰囲気が違わないですか? 去年はスコアこそ4ー1でしたが、結構熱戦が多かった印象なんです(あくまで印象ですが)。今年は、なんか一方的。 予測勝敗確率 …
(前回の復習)2021年BTモデルとレーティングの比較 こんな感じでした。左が2021年BTモデル、右がレーティング(2022年4月15日現在)です。 2021BT Rating 220415 藤井竜王 藤井竜王 渡辺名人 渡辺名人 永瀬王座 永瀬王座 豊島九段 豊島九段 齋藤八段 齋藤八…
ソースデータ 将棋連盟の月間対局結果ページから、2021年の1月~12月の対局結果 Wikipediaから第71回NHK杯トーナメント結果(収録日データ含む) 囲碁将棋チャンネルから第29期銀河戦結果(収録日データ含む) 月間対局結果|対局予定・結果、記録|日本将棋…
ABEMAトーナメントってなんであんなに面白いんだろ。うまく説明できないんですよね。 重厚なタイトル戦とは真逆のライトなエンタメってところが、大事なんですかね。それでも対局になるとみんなムキになってやるところが、またよいのですが。 これは面白いな…
朝日新聞の村瀬さんの、羽生九段インタビュー記事が出てる。 【羽生善治】頂点を極めた「絶対王者」50代棋士としての戦い | 富裕層向け資産防衛メディア | 幻冬舎ゴールドオンライン 「最終的には中終盤のねじり合いでどう戦うかが大事」 羽生九段の力が落ち…
現代将棋とベテラン もう一局、もう1人振り返っておきたいB1棋士がいる。屋敷九段である。 おそらく多くのファンが気づいているであろうことだが、屋敷九段は今年から振り飛車党になっている。 最終局はなんと近藤誠七段に後手四間で勝ったというのだ。モバ…
期待以上の熱戦 藤井竜王が楽勝に終わることはないだろうと思っていたが、午前中からこんなに盛り上がるとは思わなかった。仕事に集中できないじゃないか。 予感は当たった。 今日はとんでもない勇気流が炸裂する予感…#鬼の棲み家— たなかし@東雲(豊洲と有…
一点突破かリスク分散か 人生に置いてリソースを一点に集中させて大成を目指すか、色々なものにまんべんなく手を出して気に入った進路を取っていくかって一大哲学テーマだけど、日本では競技スポーツだと一点突破型の方が大半ですよね。 海外だとそうでもな…
観る将もいろいろ 一言で言うと、私は「盤上の物語」に一番興味がある観る将です。 将棋めしとかはそんなに興味はありません。 多少指すこともできますが級位者レベルで、そもそも勝負事は嫌いです。ただ「盤上の物語」を読み取るためにある程度指せる必要は…
レーティング プロ将棋界でも非公式ながら利用されるレーティング。イロ・レーティングというものが使われているらしい。 ja.m.wikipedia.org その仕組み自体はよくできたもので、ある程度の対戦データの蓄積があれば、棋士の実力を示す相対値(勝敗予想する…